JR電動ヘリ ボイジャー とりあえず飛ばしてみる!(笑)    

     昔から小型の電動ヘリでどこまでアクロができるか挑戦したいと思っていました。
    そんなおり発売されたJRの電動ヘリ、ボイジャー。格好の素材だと思い、早速テストしてみたいと思ったのですが・・・・

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1999年10月18日撮影

 JR Voyager E はもともと今年8月に発売と聞いていました。しかし発売が遅れた様で、この10月に入ってからやっと手に入れる事が出来ました。

 しかし手に入っても何かと忙しく、なかなか飛行場に行けません。今日も飛行場に行けず、夜になってから狭い部屋の中ででトラッキング調整などをしていたのですが、我慢できなくなり、さっき暗闇の中、家の前の4m四方ほどの狭いのスペースで飛ばしてしまいましたぁ(笑)。

 機体の組み立てはいたって簡単です。JRのマニュアルも良くできています。特にメカの搭載は詳しく、CCPMの説明には基本から具体例まで丁寧に解説されています。 ここまで詳しく解説できるのであれば、なぜプロポの説明書にもっと書いておかないのか不思議に思ったくらいです(笑)。

 完成すると一時も早く飛ばしたくなるのが人情(笑)。

 しかし最近忙しく、夜しか時間が作れません。 もちろん飛行場でテストしたい事は山ほどあるのですが、とりあえず家の前で夜間フライトでホバリングだけでも確かめてみることにしました。

 我が家は田舎で(笑)、近くに街頭もなく夜は真っ暗です。しかたがないので車のエンジンをかけ、ヘッドライトをつけて照明にしました。

 トラッキングは家の中で嵐を起こしながら(笑)合わせていますので、すぐにホバリングさせることができました。

 ホバリングは思った通りそこそこ安定しています。プリセットは正しかったようです。狭いところですから十分な運動はできませんが、ホバリングに関してはほとんど調整するところはないようです。

 ためしに3Dフライト・モードに入れてみます。少し控えめなプリセットにしたのですが、その通りで、あまり迫力がありません。ヘッドライトから左右へは機体を大きく動かせないので、離陸からの垂直加速度などをチェックしてみます。やはりプリセットがおとなしすぎるようです。

 しかし、ノーマルのままではこれ以上回さないほうが良いかも知れません。ウォッシュベースやアームがノーマルではかなりの負担がかかりそうです。オプション・パーツもそのうち発売されるでしょうが、それまで私が待てるかどうか、それが問題です。何やらまた大変な苦労を背負い込みそうな気配です・・(爆笑)。

 目の前でホバリングさせてみると、モーターのブラシから結構スパークが見えます。 5セルの無負荷で、述べ3時間ほどブレークインしたのですが、まだブレークインが足りないようです。慣れるともっとパワーがでる様な気がします。

 バッテリー2つほど飛ばしましたが、ヘトヘトに疲れました。照明の車のヘッドライトが下を向いているので、アイ・レベルよりも高度を上げると、暗くてヘリがよく見えないのです。

 しかも、夜のクセに結構風もあって、一人でぷんぷん怒っていました。 やっぱりちゃんと飛行場へいってテストしたいです(笑)。

 あぁ、来週は仕事休めるかなぁ〜(不安)。


 ちなみに、私のプリセットのデータと使用機材をご参考までにメモしておきます。

 ※ただしアクロ仕様ですので、ホバリング練習などの参考にはならないと思います。

ピッチ・カーブ

  L 1 2 3 H
ノーマル 32.5
(-3.0度)
INH
*
71.0
(+7.0度)
INH
*
88.5
(+11.5度)
スタント1 27.0
(-4.5度)
INH
*
63.0
(+5.0度)
INH
*
85.0
(+10.5度)
3Dアクロ 0.0
(-11.5度)
INH
*
44.0
(+0.0度)
INH
*
85.0
(+10.5度)
オートロ 31.0
(-3.5度)
INH
*
63.0
(+5.0度)
INH
*
100.0
(+14.5度)

スロットル・カーブ

  L 1 2 3 H
ノーマル 0.0 INH 80.0 INH 100.0
スタント1 100.0 INH 100.0 INH 100.0
3Dアクロ 100.0 INH 100.0 INH 100.0

サーボ・アンプ・ジャイロなど

  • サイクリック・ピッチ サーボ
  • NES-2235 ×3個
  • テール・ピッチ サーボ
  • NES-2700G
  • モーター
  • NHM-540ST(キットに付属)
  • アンプ
  • JR FET NEA-300H(キットに付属)
  • ジャイロ
  • JR G400 圧電振動ジャイロ(キットに付属)


機体の細部

 機体の右側です。写真の左がテールです。

 フレームの剛性やメカの配置など全体的に綺麗な設計になっているなぁというのが最初の感想です。

 テールパイプの直径やリンケージ・ロッドの太さなど、これまでの540の電動機に比べると、一回り大きい感じです。

 やはり樹脂パーツが多用されています。固めの樹脂に直接タップが立っている個所が多く、ネジは締め付けの強さに注意しなければ簡単に潰れてしまいそうです。もちろん、マニュアルにもきつくしめすぎないように注意書きはあります。

 駆動方式は大きなギアの二段減速で、レシオは 26.92:1:5です。どちらかといえば、飛行時間に気を配った設定を意識しているようです。アクロ系にはもう少し低いギア・レシオのほうが良いと思います。恐らくそのうちオプション・ギアも発売されるでしょう。

 機体の左側から見た写真です。左側が機首です。

 機首よりモーター、ジャイロ、アンプが並んで見えています。

 ダイレクトのCCPMはとても良いアイディアだと思います。ここには機能美も感じます。

 左の機首側のサイクリック・ピッチ・サーボだけが、ピッチング・ライン上に配置されています。他の2サーボは120度、左右に割り振られています。

 マストはコンパクトで、ヘッドまではムダがありません。

 スワッシュまではダイレクト・リンケージの特徴が大変良く生かされています。

 スワッシュを手で動かしても、ガタはほとんどありません。

 しかし、その上のウォッシュアウト機構の剛性は、アクロ派にはかなり気になります。

 メイン・ローター・グリップからは、シーソー・アームのモーメント比の関係でガタも少ないのですが、コントロール・パドル方向からのガタは気になります。 ウォッシュ・ベースからウォッシュ・アームが横に逃げる感じです。ここは真っ先に金属にしたいところです。

 ただし、この感想はかなり過激なアクロを念頭に書いていますので、ノーマルのままで通常の飛行に問題があるほどではありません。むしろこれまでのEPヘリに比べると、ヘッドまわり全体のガタはかなり少ないほうだといえると思います。

 テールまわりにも同じ事がいえます。
 テール・ピッチのスライド・リング周りは比較的消耗が激しいところなので、軸受のホルダーが樹脂だとメンテが大変です。 ここは金属製で、ついでにテール・ピッチ・プレートも両引きにしたいところです。

 テール・ピッチ・コントロール・レバーの支点にも、ベアリングがありません。ここも是非オプション・パーツが欲しいところです。

 目的が3Dアクロなので色々と細かな所が気になりますが、ベアリングや金属部品を多用すると、キットとしては当たり前に高価なものになってしまいます。 そういった意味では、このボイジャーのキットはバランスが良いのだと思います。

 考えてみると、このキットにはモーター、アンプ、ジャイロまで付属していて、この価格です。価値の感じ方は人それぞれでしょうが、ノーマルの機体の出来と付属の装備から、私は大変安い買い物をしたような良い気分になれましたぁ(笑)。

 メーカーさんの思うつぼでしょうか?(爆笑)

 さらに言うならば、今のキットに加えてラインナップとして全金属性のカスタム・キットも用意してもらえれば、もう何も言う事はありません(笑)。


10のエンジン・ヘリとツーショット

 ボイジャーを眺めていて、ふと昔飛ばしたヒロボーの10エンジンの小型ヘリの事を思いだしました。あまりはやらなかったのでご存知の方も少ないかも知れませんが、MH-10というヘリです。

 同じくらいの大きさの様な気がしたので、ツーショットで並べてみたら、やはりほとんど同じです(笑)。

 MH-10のほうは、OSのMAX CZ-11が載っていますが、全体的にボイジャーのほうがバランスが良いような気がします(笑)。

 たとえば、ボイジャーは標準サーボも搭載可能ですが、MH-10はミニ・サーボが前提の設計で、サーボ・プレートの剛性もボイジャーのほうが適切です。リンケージ・ロッドもボイジャーのほうがエンジン機のMH-10よりも太いのです(笑)。

 テール・パイプの直径などは同じですが、MH-10の方が肉厚が厚く重くなっています。しかし、何故かテール全体の剛性はどちらもさほど違わない様な気がするのです。

 ちなみに、MH-10は全備重量 1,700g、ボイジャーは 1,500g です。

 MH-10はもはや設計が古いヘリですから、大きさが似ているというだけで最新のヘリと比較するのはかわいそうですが、ほんの少し前までは、やはりEPは華奢で、エンジン機は大きく頑健なものだなぁと思いながら眺めていた機体です。 EPヘリは華奢だというイメージも、だんだん変わって行くのでしょうね。

 電動540クラスのヘリも頑健になったなぁと、しみじみ思ってしまいましたぁ・・。


 電動ヘリでどこまでアクロができるか、実験用の良い素材が手に入ったと思って喜んでいます。追々飛行場でちゃんとしたテストを行ってみるつもりですが、場合によってはパーツなどを自作しなければらないかも知れません。

 これからの JR、オプション・パーツ・メーカーのカスタム・パーツに期待しています。

 願わくば、私が業を煮やす前に発売してください・・(笑)


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